暗号資産（あんごうしさん、crypto assets）とは?

暗号資産（あんごうしさん、crypto assets）とは、暗号技術（暗号化技術）を利用して価値を持つデジタル資産のことです。最も一般的な例は「暗号通貨」（仮想通貨）で、ビットコイン（Bitcoin）やイーサリアム（Ethereum）などがあります。

これらの資産は、中央機関（例えば銀行や政府）によって管理されているわけではなく、分散型のブロックチェーン技術を使って取引が行われます。このため、透明性があり、所有者の匿名性が保たれる一方で、価値の変動が激しいことも特徴です。

暗号資産には以下の種類があります：

1. **暗号通貨**（Cryptocurrencies）: ビットコイン、イーサリアム、リップルなど。

2. **トークン**（Tokens）: 特定のプロジェクトやプラットフォームで使用される資産。例えば、DeFi（分散型金融）やNFT（非代替性トークン）など。

3. **ステーブルコイン**（Stablecoins）: 価格が安定するように設計された暗号資産。例えば、USDT（テザー）やUSDCなど。

暗号資産は、投資や決済手段として利用されるほか、最近ではブロックチェーン技術を活用したさまざまなサービスやプロジェクトが登場しています。